三木組に興味を持っていただき、ありがとうございます。
2011年、32歳で社長に就任して以来、常に私が心がけてきたのは、「居心地のいい会社」をつくることでした。
まちをつくる三木組。その三木組を支えるひとを育てることで、未来は拓ける。
ひとづくりに力を入れる、私たち三木組の想いについてお話しします。
三木組に興味を持っていただき、ありがとうございます。
2011年、32歳で社長に就任して以来、常に私が心がけてきたのは、「居心地のいい会社」をつくることでした。
まちをつくる三木組。その三木組を支えるひとを育てることで、未来は拓ける。
ひとづくりに力を入れる、私たち三木組の想いについてお話しします。
三木組が誇る最大の強みは、多くの協力会社との確固たる信頼関係です。創業から100年以上の歴史の中で築き上げた絆は、一朝一夕には築けない貴重な財産となっています。「いい協力会社がついているゼネコン」と評価いただけることは、私たちの誇りです。
景気の波に翻弄されやすい建設業界にあって、100年以上にわたり苦楽をともにしてきた仲間がいる。この信頼できる仲間の存在こそが、三木組の競争力の源泉なのです。
そんな三木組が、創業から変わらず掲げる理念があります。それは「顧客第一主義」です。では、この理念を支えるのは誰でしょうか?紛れもない、社員一人ひとりです。だからこそ、三木組ではまず社員を第一に考えます。社員が健康で、やりがいを持って長く働ける環境があってこそ、本当の意味でお客様に価値を提供できると確信しているからです。
時代とともに、働き方や価値観は大きく変化しています。一人ひとりの声に耳を傾けられる当社の規模を活かし、多様化するお客様のニーズや社員の想いに、きめ細やかに対応してまいります。
私たちが、ともに働く仲間に求めるのは誠実さとやる気です。学歴や知識よりも、人としての在り方を大切にしたい。それは、お客様に誠実に向き合えるのは、社内でも誠実に対応できる人材だと考えているからです。
当社には「教える文化」が根付いています。誠実さとやる気、この二つがあればしっかりと成長できる環境です。教え方も時代とともに変化させています。かつての「基本だけ教えて、あとは見て覚えてもらう」というスタイルから、より丁寧に、一緒に考えながら成長していく育成方法へと進化させています。
相手が誰であれ、ひととひととしての関係性を築くことが、私たちの仕事の本質です。だからこそ、コミュニケーションを何より大切にし、社員同士が近い距離感で互いに学び合える環境づくりに力を入れています。
建設業界は、受注産業という特性上、売上に波があるのが実態です。私は社長就任以来、社員が安心して長く働ける会社であり続けるため、事業基盤の安定化に取り組んできました。その一つが、不動産事業や介護・医療分野など、新たな領域への挑戦です。この多角化戦略は、単なる事業拡大を目指すものではありません。むしろ、本業である建設事業の質を高めることを第一に考えた戦略です。建設事業という「一本の幹」をしっかりと育て、そこから時代のニーズに応じた新しい枝葉を伸ばしていく。そうして事業基盤を築いたうえで、さらなる可能性を探っていきたいと考えています。
時代は大きく変化していきますが、ひとを大切にする私たちの想いは決して変わることはありません。
柔軟な発想でさまざまな可能性を探りながら、時代の変化に対応していく。そして何より、社員が誇りを持って働ける会社であり続ける。それが私たちの未来への揺るぎない約束です。
株式会社三木組
代表取締役社長 三木 康資