施工管理は設計士の想いを
カタチにする、やりがいある仕事。
工事部/施工管理係員
2024年入社
K.Y
皆が前を向いていい作品を
つくれるようにする、それが私の仕事です。
1981年 | 三木組に入社。工事部に配属され、施工管理を担当 |
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1989年 (入社9年目) |
一級建築士免許取得 |
1990年 (入社10年目) |
一級建築施工管理技士資格取得 |
2011年 (入社31年目) |
取締役 工事部長に就任 |
工事部長として、各現場の施工計画から進捗まで幅広く管理しています。
見積り段階から現場を見て回り、現場とともに「どのように造っていくか」「どのくらいの工期が必要か」といったことを検討しています。進行中の現場で行うのは、主に施工担当者への技術指導やアドバイスですね。
ときには褒めたり、ときには叱ったりしながら、「皆が前を向いていい作品をつくれるように」心がけています。
現場で働いていたときとは異なる面白さを感じています。
今は、いろんな現場で働く部下の成長を感じられることが一番の喜びです。
三木組の建設現場は、いわば「舞台」。
そこで働く職人は「役者」で、作業所の監督はまさに「舞台監督」だと思っています。役者一人ひとりの個性や長所を理解して、うまく活かしきれるかは舞台監督次第です。台本を理解して演技指導がうまくいき、役者が輝く姿を見られたときは本当にうれしいものです。
私が建築技術者として尊敬するのが、法隆寺の「昭和の大修理」を手がけた宮大工棟梁・西岡常一さんです。
「みずから汗を流し、自分ができないことを他人に求めない」という西岡さんの姿勢は、私の仕事の指針となっています。
建築に携わる者として、幅広い技術を理解し、的確な判断ができる力を養うことが重要です。そして何より、どんな建物でも真心を込めて造り上げるという気持ちを忘れてはいけないと考えています。
難しいプロジェクトに携われることが、私の最大の原動力です。
難易度の高い工事であればあるほど、燃えるんですよ(笑)一見、不可能だと思えるプロジェクトでも、綿密な計画と努力で必ず道は開けます。もちろん、私一人では解決できません。チームで協力し合ってその困難を乗り越えたとき、本当に素晴らしい建物ができあがるのです。この達成感は何物にも代えがたいものですね。
昔は休むと怒られましたが、今は休まないと怒られる…!時代の流れに応じた働きやすい環境になりました。
ただ、仕事量が減ったわけではないので、休むためには要領よく働くことが求められます。どこにこだわり、どこで時間を使うべきかを見極め、メリハリをつけて効率的に働けるような環境づくりや人材育成に、私たち管理職が力を入れているところです。
一番印象に残っているのは、ロイヤルヒルズ箕面の建築プロジェクトです。
山を伐採して造成し、斜面地に斜行エレベーターを設置して21棟の建物を建てるという、技術的にも挑戦的な現場でした。造成用丁張作業から始まり、全ての施工図と工程表の作成、パネルの刻み作業まで、すべての工事に深く関わりました。
20ヶ月という長期プロジェクトでしたが、今でも現地に行くと「よくこんな建物を造ったものだ」と感じます。
コミュニケーションを豊かにすることです。部下が何か悩んでいるときは、とことん話を聞くようにしています。
建設現場では、OJTを通じた教育が基本となりますが、その前提として大切になるのは、上司と部下の密なコミュニケーションです。会話がないと、意思伝達ができませんからね。
近くの現場同士が誘い合って、仕事終わりに飲みに行くことも推奨しています。
「皆が皆のために頑張る」という精神が息づく会社であり続けたいと考えています。一人が万人のために頑張るというのは現実的ではありません。部署の垣根を越えて、全員が協力し高めあえる文化を守っていきたいです。
建築の仕事は、自分の手がけた建物が何十年、何百年と残り続ける、やりがいのある仕事です。そして、たくさんの人と協力して一つの建物を造り上げていく過程には、ほかの仕事では味わえない醍醐味があります。
三木組では、何事にも一生懸命取り組める方を募集中です。建築に本気で向き合いたい方、物事を前向きに考えられる方、ぜひお待ちしています!
8:15 | 出社、メールチェック、スケジュール確認 |
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8:30 | 現場に移動し、検査 |
12:00 |
昼食 |
13:00 | 本社に戻り、工程表や図面の作成 |
18:00 | 退勤 |